抗精神病薬〜幻覚妄想状態
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幻覚妄想状態には抗精神病薬が用い得られますが、ここで幻覚妄想状態について説明したいと思います。幻覚妄想状態を引き起こす要因には実に様々なものがあります
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幻覚妄想状態を呈するさまざまな病気としては次のようなものが挙げられます。
(1)精神疾患(統合失調症、そううつ病、非定型精神病)
(2)脳の器質的な病気(脳腫瘍、脳血管障害、てんかん、アルツハイマー型痴呆)
(3)体の病気(甲状腺機能亢進症、膠原病)
(4)薬剤によるもの(ステロイド精神病、覚醒剤中毒)
(5)その他(アルコール性精神病など)
このように幻覚妄想は心の病にだけでなく、脳腫瘍や脳血管障害などの脳の器質的な病気、体の病気、覚醒剤中毒、ステロイドを用いた薬物治療などでもみられます。
ここで主な妄想についてもまとめておきます。
被害妄想:自分が他人から危害を加えられると考える
関係妄想:周囲の人の言動が自分に関係のあるものと考える
注察妄想:他人に見られていると考える
追跡妄想:誰かに後をつけられていると考える
嫉妬妄想:男女関係に関連したもの
微小妄想:自己を過小評価する
貧困妄想:財産を失うなどして貧乏になるのではないかと考える
罪業妄想:自己を、道徳に反し、他人に迷惑をかける罪深い存在である考える
虚無妄想:この世は生きるに値しないと考える
誇大妄想:自己を過大評価する
おもな妄想は以上のように分類することができます。
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